PR

トランギア『アルコールバーナー TR-B25』は今日も静かに燃える

トランギアアルコールバーナーと蓋、火力調整蓋
この記事は約6分で読めます。

キャンプ、登山、釣りなどのアウトドアアクティビティ以外に、家でコーヒーを入れる際なんかにも使えます。ベランダや庭にチェアとテーブルを出してのティータイムもおつなものです。

スポンサーリンク

トランギア『アルコールバーナー TR-B25』の使い方

トランギアアルコールバーナーと燃料

燃料

燃料には燃料用アルコールを使用。ホームセンターやドラッグストアでだいたい300円前後で販売されています。消毒用エタノールも使えないことはありませんが、煤が出やすく燃料用アルコールより高価なのであえて選ぶ必要はないと思います。

燃料用アルコールは小分けにできて注ぎやすいものに移し替えると便利です。ネット通販やアウトドアショップで購入できます。扱いやすければどんなものでも問題ないと思いますが、液体用で中身がこぼれないものを選びましょう。ホームセンターなどで売られているナルゲンの小っちゃいボトルなんかもいいですね。

燃料を入れ火をつける

トランギアアルコールバーナーの燃料タンク

燃料用アルコールをTR-B25のタンク内(大きく口を開いている部分)に入れ着火。炎と温められた本体の熱により燃料が沸騰状態になり気化が促進されます。タンクの周囲の小さな穴から炎が上がったら本燃焼の始まりです。

100円ライターやオイルライターで着火すると手を火傷するかもしれません。マッチやチャッカマンのようなストロークの長いものを使うと安心です。sotoのスライドガストーチやポケトーチなどはコンパクトになるのでおすすめです。

火力調整と消火

トランギアアルコールバーナーと火力調整蓋

付属の火力調整蓋の使用である程度火力を調整することができます。ガスストーブのように繊細な調整はできないので、大らかな気持ちで使いましょう。なんとなく弱火とか、だいたい中火くらいとか。

火力調整蓋は消化用も兼ねています。燃焼中に消化する際は本体にカパッと被せてやると消すことができます。消火直後は非常に熱いので火傷に注意しましょう。片付けるのは触ることができるくらい冷めてからです。

使用後に余った燃料は燃料容器などに戻します。TR-B25のキャップにはOリングが付いているので密封できそうですが、トランギア公式では本体内での燃料の保管、運搬は推奨していません。できれば余らせずに使い切ってしまったほうが面倒も少ないです。

スポンサーリンク

トランギア『アルコールバーナー TR-B25』の燃費

トランギアによると、タンク内に2/3の注入量で約25分間燃焼する、とのこと。2/3の量はだいたい70mlくらいです。しかし、使用時の気圧、ゴトク、ウィンドスクリーン(風防)、燃料の質などによって燃費はかなり変わります。

例えば、ゴトクの形状や材質によっては、熱せられることにより輻射熱が燃料の気化を通常より速める場合があります。また、ウィンドスクリーンを筒状にしTR-B25に密着させるような形で使用すると、タンク内の温度が上がり燃料の気化が速くなります。

以上のような理由を含め、様々な要因により燃費は一定ではありません。

スポンサーリンク

トランギア『アルコールバーナー TR-B25』の注意点

シンプルで扱いやすいTR-B25ですが、安全かつ便利に使用するため注意する点があります。

火傷、事故に注意

燃料のアルコールは通常時でも気化が速く、火の近くでこぼすと一気に燃え広がってしまいます。燃えやすい物の近くでは使用しないよう充分注意してください。明るい場所では炎自体非常に見えづらいので気をつけてください。

ゴトクとウィンドスクリーンが必要

そもそもゴトクがない形状なのでクッカーやポットを直接乗せることができません。TR-B25用ゴトクが発売されていますが、サイズさえ合えば他ブランドのものでも使えます。

また、風に弱いためウィンドスクリーンも必須。屋外では無風状態の方がまれです。

ゴトク、ウィンドスクリーンは一体型が便利

同じくトランギアからゴトク、ウィンドスクリーン、クッカーが一体になった『ストームクッカー』が発売されています。専用設計なのでパッキングもしやすいです。

各ブランドで販売されている様々なタイプのウッドストーブもゴトク兼ウィンドスクリーンの候補に入ります。同時にウッドストーブとしても使えるので、目的に合わせて探してみると面白いです。

僕はヴァーゴ(Vargo)のヘキサゴンウッドストーブをゴトク兼ウィンドスクリーンとして使用しています。展開も簡単ですし、収納時には折り畳めるので軽量コンパクトです。

炎の色について

通常アルコールストーブの炎の色は青です。ですが、インスタなどネットの画像では赤い炎のTR-B25をよく見かけます。原因としては

  • 新品から数回の使用は内部の芯材により炎が赤く見える
  • 個体差

上記は仕様なので仕方ないです。「個体差」と言われるとどこか腑に落ちませんが、そういうものだと思って使うしかないですね。また、燃料の質によって赤くなる場合もあります。

赤い炎が高く上がる場合は不完全燃焼の可能性が高いです。ウィンドスクリーンによって酸欠になっている、ゴトクの輻射熱で燃料の気化が速くなりすぎている、といった理由が考えられます。

ウィンドスクリーンを密着させすぎないようにし、空気の流入口をしっかり作る。ゴトクを別のものに変える、設置方法を変えるなどで改善することがあります。

スポンサーリンク

トランギア『アルコールバーナー TR-B25』でアウトドアライフを

トランギアアルコールバーナー

ベランピングや庭ンピングでの使用も充分雰囲気を楽しめます。日常で使っていると無駄のない燃料の量を把握できるので、普段使いにもいいものだと思います。火事、火傷には充分気をつけてください。

  • 燃料用アルコールを使用する
  • 着火時火傷に注意
  • ある程度の火力調整も可能
  • 明るい場所では炎が見えづらい(ほぼ見えない)ので注意
  • ウィンドスクリーン、ゴトクは必須
  • 使用後タンク内に燃料を残したままにしない

以上「トランギア『アルコールバーナー TR-B25』は今日も静かに燃える」でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました