こんにちは、猫田です。
MacBook Proが劇重で、使用に支障が出てきました。
例えば、「あいうえお」と入力すると、「あ、い、う、え、お」と、ラグがひどいレベル。
何かにつけてレインボーカーソルも登場しまくり、仕事にならないです。
13インチのMid 2012モデルなので、かなり高齢ですが、できればもう少し使いたい。
色々試して復活したので、方法をご紹介します。
MacBook Proを復活させるために、どこまでやるか
まず、自分でできる範囲にとどめるか、ダメだった場合修理に出すか考えました。
macOS
現在(2019年2月)のMacOS最新バージョンは、Mojave10.14.3です。
macOSのメジャーアップデート(Sierra→High Sierra→Mojaveなど)は、だいたい年に1度行われます。
High Sierraにアップデートされた際には、2010年以前に発売された機種が対象外に、Mojaveにアップデートされた際には、2011年以前に発売された機種が対象外になりました。
僕のMid 2012モデルは、今年(2019年)やってくるであろう、メジャーアップデートの対象外になる可能性が大いにあります。
macOSのサポート
macOSのサポート終了日は公開されていません。
ですが、現行の2つ前のバージョンまでは、概ねサポートされているようです。
つまり、Mid 2012モデルの場合、次の次(2020年)のメジャーアップデートまでは、セキュリティ上の心配はない、と思います(思いたい)。
macOSの再インストール
時間がかかるのでやりたくないですが、改善しない場合は仕方なくやります。
MacBook Proの初期化
時間がかかるし、面倒なのでやりたくないですが、最終手段として。
メモリの交換
メモリは、4GB×2の8GBです。
8GB×2の16GBまで対応していますが、本格的な映像や画像をあつかわないので、今のままでいいかな、という気がします。
HDDの交換
普通に使っていて、一番壊れやすいのはHDDです。
SSDに交換したい気持ちもありますが、今回は保留。
修理
修理費用は、30,000円から50,000円ほどだそう。
本体初期化までやってダメだったら、修理依頼するつもりです。
最低あと2年つかう
いけるところまで行きたいですが、サポートされているであろう2020年まで。
なので、できるかぎりお金はかけない方向で。
MacBook Proを復活させるためにやったこと
再起動
一番はじめにやることですね。
今回のケースでは特に効果を感じませんでした。
電源を切らずに、スリープ状態のまま運用している方が多いと思いますが、僕もそうです。
週に一度は、再起動することが好ましい、とのこと。
ゴミ箱を空にする
定期的にゴミ箱は空にしているので、中身がほとんど入っていませんでした。
デスクトップをきれいにする
そもそも、デスクトップに何も置かないので、きれいでした。
セーフモードで起動する
セーフモードは、起動ディスクを検証し、問題があれば修復してくれます。
セーフモードだと問題がないなら、一度普通に再起動し、通常モードでも問題がないか確認します。
改善されていれば、解決です。
僕の場合、セーフモードでも挙動が怪しく、解決に至りませんでした。
※セーフモードの詳細は、別記事にてご紹介します。
NVRAMのリセット
NVRAMは、簡単にいうと、音量や画面の解像度、カーネルパニックの情報などを記憶している部分です。
電源を切ったり再起動したりしても、音量や解像度が前回と同じなのは、NVRAMが覚えてくれているからなんですね。
画面がおかしくなったとか、音量が変とか、外部装置を認識しなくなったとか、ハード面での不具合の際にリセットすると効果がある場合があります。
で、リセットしたんですが、検証する前に次の作業にうつってしまったので、効果は不明です。
もうしわけない。
HDDの中身を整理する
今回の目玉のひとつです。
HDDの容量は750GBありますが、しばらく整理していなかったせいで、使っていないアプリケーションや不要なファイルが山のように!
使用容量は600GB、そのうち300GBを消去。
とんでもない量です。
さらに、以前まではバックアップ用に使っていたクラウドストレージ(Amazonドライブなど)を、外部ストレージとしての利用に変更。
あまり重要ではないけれど、残しておきたいデータを全部クラウドに放り込みました。
これでHDDがスッキリし、500GB近く空きを作ることができました。
こういったことは、すでに多くの方々がやっていると思うので、今更ではありますが。
このあと、再起動ではなく一旦電源を落としお昼ご飯を食べました。
1時間弱ほどですが、電源を落とすことも効果があったような気がします。
MacBook Proがサクサクになってる!
起動直後こそ若干レスポンスのにぶさを感じますが、おおむね若かりし頃のMacBook Proに戻っています!
まとめ
結局、何がよかったのか分からない結果になってしまいました…。
NVRAMのリセットと、HDDの整理はかなり効いていると思います。
もちろん、各使用環境によって効果的なモノは違ってきますが、「定期的なファイル整理、週一度は再起動する」ことで、MacBook Proの劇重化もある程度回避できるはずです。
精密機器の不具合は、ある日突然やってくるので、日々のメンテナンスは大事だな、と痛感しました。
※「再起動しまくる、リセットしまくる」ことは致命的な不具合を発生させる可能性があるので、気をつけてください。
以上、「遅すぎるMacBook Proの改善方法。」でした。
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