シカゴのレジェンド、コモンの代表作『Be』。2005年にリリースされたこのアルバムは、地元の後輩カニエ・ウェストのプロデュースによる名盤。
そんな『Be』が、リリース20周年を記念して『Be(20th Anniversary)』として、今年(2025年5月)リリースされました。アウトテイクとかリミックスとか、色々入っています。
なんですが、Apple Music版の同アルバム2曲目の曲名が違うんですけど……。
曲名が違う
Apple Music版『Be(20th Anniversary)』の2曲目を見てみると――
と、なってますが、これ本当は 「The Corner (feat. The Last Poets)」 という曲なんです。思いっきり曲名が違ってます。知らない人が見たら気にならないかもしれません。知ってる人も気づかないのかも。
実際、僕も3ヶ月くらい気づかないまま、のうのうと過ごしていました。
上が20th Anniversaryバージョン、下がオリジナルバージョン
カタカナ表記問題
Apple MusicやiTunesは、海外アーティスト名や曲名がカタカナ表記にされる問題も、よくありますよね。
「Common」が「コモン」、「The Weeknd」が「ザ・ウィークエンド」となることもありますし、曲名も「ゴー!」や「ジーズ・ウォールズ」と表記されることがあります。
10000歩譲ってアーティスト名はまあいいでしょう。一括で修正できるので。でも、曲名は英語表記のままにしておいてほしいです。パッと見、意味がわからないことが多いし。
「ラヴ・イズ・・・。」て、なんか色々おかしくないですか? そこ句読点いる?
ちなみに本当の「GO!」は…
アルバムにはちゃんと 「GO!」 という曲が別に存在します。3曲目ですね。オリジナルはアルファベット大文字表記ではないんですけどね。カニエがコーラスうたってて、めちゃくちゃかっこいい曲です。
他サービスではどうなってる?
Spotifyなどの他サービスでは正しい曲名になっているので、このズレはApple Music版だけのものっぽいです。アーティスト名や曲名の表記がアルファベットとカタカナで揺れるのはよくあるけど、ここまで大胆なのは見たことない気がします。
ゴー!
先日、サマソニ2025で来日していたラッパーのコモン。俳優としても有名ですね。映画『ジョン・ウィック:チャプター2』でキアヌ・リーブスとめちゃくちゃ撃ち合ってた人です(あれももう8年前……)。
『Be』のオリジナルリリースから20年とか、信じられないですよね。人んちの子どもの成長スピードくらい信じられないです。
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